海に出るつもりじゃなかった

眠れない夜は長いので適当な与太話でも。

 

まず一昨日の夜は歯が痛くて痛くて市販の安い鎮痛剤を8錠ほど呑んだが効かずに最終的にイブを正しく許された範囲内で呑んだら治った。でも泣きながら彼氏に電話した。18日の9時から会うことになっているのに痛くて仕方ないからODして意識をなくしてもいいかと。彼氏は文面では駄目だといったが号泣するわたしに驚いたのか許してくれた。しかしラリったら会えないし、記憶もなくなる。それも嫌だったわたしは痛みが治まるまで彼氏に甘えてヨシヨシしてもらった。腕も切るし口内炎は噛むし爪を立てられるのも引っ掻かれるのも噛みつかれるのも好きだが、歯痛だけは嫌いだ。余談だが低温蝋燭も苦手だった。慣れたら気持ちいいかもしれないが、よくわからない。見た目はいいのにね。

痛みが治まったので入浴したが、この辺りで精神的に限界がきて自分がなんなのかわか、なくなり全てに恐怖していた。また、最近妄想が酷い。家の廊下を歩くときの曲がり角で、トイレを済ませて開けた扉の外に、窓に、洗面所に立つわたしの後ろに、そいつがいる気がする。そいつとはつまり、怪物だ。詳しく記載するのはよすが、見た瞬間SAN値チェックが入るし、一時的狂気で済むかも怪しいヤバいやつだ。わたしはそいつをとてもとても恐れている。毎日がホラーゲームのプレイヤーの気分だ。朝でも夜でも物音にビクついている。元々真っ暗な部屋では眠れないたちではあったが、いまは暗闇、見えないこと自体が怖い。眼鏡もなるべく外したくない。ああ、窓に!窓に!

とにかく妄想、精神的疲労により引き起こされた混乱で、眠っていた母に泣きつき一緒に寝てもらった。3時間睡眠。夢は見なかった。

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ツイートと彼氏とのLINE。

翌日死ぬほど気が乗らなかったがもう決めてしまったのでゴスロリを身に纏い、化粧をしていると、頭の中でだんだん音が大きくなってきた。説明しづらいのだが、自分の思考が音声化された声のボリュームが上がり、まるで頭蓋に反響しているようでわんわんするのだ。激しい動悸、困惑、理解できない状況、叫び出したい、怖い、不安、これは駄目だ気が狂うと思った。昨日とは違うパニックだった。そのときとっさに化粧ポーチの中にリスパダール液を入れていたことを思い出したので、慌てて取り出し流し込んだ。苦さに少し冷静さを取り戻し、無音の部屋がいけないのかもしれないと考えてテレビのついたリビングに向かった。リビングで母と話すうちに徐々に落ち着くことができた。かなり止められたが、その後外出もした。彼氏に会うためにだ。その日は一日体調が悪かったし、彼氏にも迷惑をかけ、初めて行った念願だった赤からの鍋もあまり食べられなかったが、わたしには彼氏と会うことも治療だから許してほしい。帰宅して化粧も落とさずに翌日の13時まで爆睡した。10時からの病院はブッチした。

 

歯医者の予約はまだ先だがあんまりにも痛いので今日起きたら電話しようと思う。夜になると痛くて痛くて仕方ない。一日イブをキメていた。さっきはテルネリンをスニッフした。喉がイガイガするが、だいぶ眠気が出てきたのでよしとしよう。

 

みんな、歯は大事に。わたしは次回抜歯です。死にたい。